催事にはたくさんの経費が使われます。その経費に見合うだけの売上を上げることが必要です。従って経費を使う目的とその成果に対する検証が重要です。上記のマトリックスに書かれている6つの項目を十分に検討し、積極的に取り組めば成果はあがります。
催事で一番重要なことは大義名分を明確にし、参加者全員が十分理解し、それを消費者にアピールすることです。これが成功の最大要因です。
企画の内容（①お客様を喜ばす仕掛け②販売商品を明確に③おもてなし等）の主旨を全員で徹底し時系列に日程管理や進捗を全員で把握することが大変重要です。
集客のための仕掛けとして、なかなか手に入らない地域の名産品やアイデアグッズなどを用意し、集客時の確約･来店時間の約束などに活用すれば効果的です。
催事商品構成の中で、コーナー別に売上計画を立てることも重要ですが、それ以上に明確に販売商品を指定し、その商品だけで少なくとも最大の売上に達することを目標にすることがポイントです。
大きな催事になると受付から販売、お見送りなどそれぞれの役割を明確にすることが必要なため、販売時のロールプレイングを徹底することが成功の秘訣です。
最大のおもてなしは、お客様の名前を全員が呼べることです。そのため、名簿の整理と時間別来場リストを作ることが必要です。
催事は単純な物売りではなく、消費者と情緒的な体験ができる貴重な楽しい時間が過ごせるようにしなければなりません。上記のマトリックスを活用すれば、催事の成功は間違いありません。
